2016/12/03
こんにちは。
陽が短くなったと思ったらあっという間の12月。 段々と気忙しくなってきました。
私はというと先月だけで8本の講習会、勉強会に行ってきました。 近年では最多。。。(笑)
前回お話した住宅ストック事業の続編?(まだ未確定な所が多かったので、その整理も含めて)に行ったり、省エネ(2020年規準)住宅とZEH対応住宅(Net Zero Energy House)、更にHEAT20(G1,G2)まで様々。。。
基本的な考え方としては、環境への配慮と個人住宅の高品質化なんですね。
当然にコストは上がる傾向になります。
ただ質を上げたからコストアップじゃ仕方ない話。。。
そこをどうコスト低減をかけて、適正な価格としてご提案できるかとなります。
詳しい話は次回に譲るとして、、、
一つだけお話しておくと、皆さんの中で大手ハウスメーカーはすでに取り組んでいるのに、地場の工務店は遅いんじゃないの?と思っていますか?^^;)
確かのそうなんですが、これは国交省の施策に関連します。というか、これが原因。(笑)
国はこういった事業を決めると早く広めたいし、実績を積みたいわけです。
ところが一斉のぉ、せっ!!と言わば平等に行おうとすると、その周知に掛ける予算は自腹を切らなければなりません。
市場が混乱するとかなんとかいうんですが、要は一部大手に“モデルケース”として実際に造らせ、それを基に情報を広げていけばラクなんです。
それに大手ハウスメーカーの“予算”で国民に周知させる事が出来、それで第一の目的は達成!!
その段階で事業は進んでいる訳ですから、あとは流れ的に造れるわけです。
一次が万事その手法ですから、大手が先に新聞広告なりで謳えるのは当たり前という事です。
ちなみに私は所謂2020年義務化となる省エネ住宅に関しては、情報収集なり情報機関の講習会なりに最初に参加したのは2012年。
まだ細かい仕様を作るのには、様々な事を模索しながらでないと標準化できなかったんですね。
だから、そんなタイムラグがあるものですから、仕方ない部分があるとはいえ、結果“遅い”んです。
別にサボっている訳ではないんですよ。。。(笑)
もっとも、今頃はじめて動き出した、、、なんて会社は論外ですけど。
日本の住宅は、俄かにZEHやHEAT20なんてスピードが増した感じになってますが、一体どれだけの“質”を住宅に義務付ければいいんだか。。。
確かに大事ですが、ならもっと景気を良くしてくれよ!!と。
出ないとまわっていきませんものね。
今日は新築事例を挙げたいと思います。
鶴見区の新築2世帯住宅(3階建て)です。ここは土地が南北に渡って細長い、つまり間口が狭く奥行きがある住宅。
ほぼ南北方向なので、斜線はきついですが上手くいきました。
1階が親、2階が共有スペース、3階が子世帯で、南北それぞれにバルコニーがついています。
小さなお姫様がいるので、その辺は配慮しました。
外観はこんな感じ。
色、仕上げ共に、住まい手のこだわりを感じる家です。
外構工事前の写真ですが、、、
ハッキリとした色遣いは中々勇気?がいるものですが、元々は黒い外壁にしようと思ったそうです。
当然ですが、色というものは個人で好みがありますし、元々“家”に対するイメージはそれぞれにあるもの。。。
玄関ドア一つ取ってみてもそうですから、中々決めるのは大変でしょう。
でも、折角の“注文住宅”ですから。。。^^;
外壁は今は当然となった通気工法、防カビ・可撓性に優れたジョリパット650シリーズでエンシェントブリック仕上げです。
最初は綺麗(当たり前か…^^;)なのに、いくらもしないうちに、気付くとカビが生えたような家がありますが、皆さん気を付けましょうね。
安くしたのがアダとならないように。。。
私自身、ここは最低限の拘りがあって、防カビ性能が低いものは一切使わないんです。
多少コストはかかるのでしょうが、結果その分長持ち、住まい手の気持ちにも余裕があるのでそうしています。
塗り替えなんかで良くある話ですが、ここの質を落としてまで仕事を請け負う事はありません。
ちなみにジョリパットはいい素材なんですが、100シリーズは使った事がありません。(一般的には一番多い仕様)
防カビにはなっていますが、可撓性(かとうせい)がないからです。長持ちさせたいですからね。。。
1階にはトイレと手づくりの手洗いスペースがあります。
ここはご母堂さまと入念に?打ち合わせしました。。。^^;
というより、ご母堂様のイメージから追っかけて決めた感じですか。。。
それがコレです。 ↓
場所は階段下です。
元々はここにトイレと思っていましたが、南北にある寝室の中間点にトイレを配し、手洗いをここに。
このモザイクタイルはガラスと天然石を混ぜたものです。
本当はこのタイルは加工無し(切らないで使う)のものなのですが、階段下で頭の高さが気になりますし、シンクも指定だったりと諸条件がありましたので、許可を頂いてカットしました。
職人が労を厭わず頑張ってくれたので、一番いい幅と高さを確保して、使い勝手も最高のものとなりました。
当然下の巻き込み部分にもタイルを張っていて、小さなお子様(隠れたりします^^;)が手を切ったりしないよう配慮しています。
裏見てガッカリは嫌ですから。。。
実過去のシンクは洗面ボールではないんです。。。(笑)
SKというもので、大きいものだともっと深いんですが…。
それ、デパートの?トイレ、まぁ公共施設などにある、言ってみればモップを洗うような掃除用のモノ。(笑)
猫さんもいるし、汚れ物をザッパザッパ洗うには、既存の洗面台やボールでは賄えないんですね。。。
この辺もアイデアだと思いますし、一緒に家を創り上げる醍醐味、楽しさだと思います。
前フリもあって、ちょっと長くなってしまいました。
今日は息子がお世話になった方(「少年野球の監督さん)の結婚式があるため、そろそろ出なきゃなりません。 (m_ _m)
続きは次回という事にして下さい。
私、溜めて書いていないので、こんな感じのブログでも2時間ぐらいかかるんです。(笑)
筆が遅いんですかね。。。
では、近々に!!
陽が短くなったと思ったらあっという間の12月。 段々と気忙しくなってきました。
私はというと先月だけで8本の講習会、勉強会に行ってきました。 近年では最多。。。(笑)
前回お話した住宅ストック事業の続編?(まだ未確定な所が多かったので、その整理も含めて)に行ったり、省エネ(2020年規準)住宅とZEH対応住宅(Net Zero Energy House)、更にHEAT20(G1,G2)まで様々。。。
基本的な考え方としては、環境への配慮と個人住宅の高品質化なんですね。
当然にコストは上がる傾向になります。
ただ質を上げたからコストアップじゃ仕方ない話。。。
そこをどうコスト低減をかけて、適正な価格としてご提案できるかとなります。
詳しい話は次回に譲るとして、、、
一つだけお話しておくと、皆さんの中で大手ハウスメーカーはすでに取り組んでいるのに、地場の工務店は遅いんじゃないの?と思っていますか?^^;)
確かのそうなんですが、これは国交省の施策に関連します。というか、これが原因。(笑)
国はこういった事業を決めると早く広めたいし、実績を積みたいわけです。
ところが一斉のぉ、せっ!!と言わば平等に行おうとすると、その周知に掛ける予算は自腹を切らなければなりません。
市場が混乱するとかなんとかいうんですが、要は一部大手に“モデルケース”として実際に造らせ、それを基に情報を広げていけばラクなんです。
それに大手ハウスメーカーの“予算”で国民に周知させる事が出来、それで第一の目的は達成!!
その段階で事業は進んでいる訳ですから、あとは流れ的に造れるわけです。
一次が万事その手法ですから、大手が先に新聞広告なりで謳えるのは当たり前という事です。
ちなみに私は所謂2020年義務化となる省エネ住宅に関しては、情報収集なり情報機関の講習会なりに最初に参加したのは2012年。
まだ細かい仕様を作るのには、様々な事を模索しながらでないと標準化できなかったんですね。
だから、そんなタイムラグがあるものですから、仕方ない部分があるとはいえ、結果“遅い”んです。
別にサボっている訳ではないんですよ。。。(笑)
もっとも、今頃はじめて動き出した、、、なんて会社は論外ですけど。
日本の住宅は、俄かにZEHやHEAT20なんてスピードが増した感じになってますが、一体どれだけの“質”を住宅に義務付ければいいんだか。。。
確かに大事ですが、ならもっと景気を良くしてくれよ!!と。
出ないとまわっていきませんものね。
今日は新築事例を挙げたいと思います。
鶴見区の新築2世帯住宅(3階建て)です。ここは土地が南北に渡って細長い、つまり間口が狭く奥行きがある住宅。
ほぼ南北方向なので、斜線はきついですが上手くいきました。
1階が親、2階が共有スペース、3階が子世帯で、南北それぞれにバルコニーがついています。
小さなお姫様がいるので、その辺は配慮しました。
外観はこんな感じ。
色、仕上げ共に、住まい手のこだわりを感じる家です。
外構工事前の写真ですが、、、
ハッキリとした色遣いは中々勇気?がいるものですが、元々は黒い外壁にしようと思ったそうです。
当然ですが、色というものは個人で好みがありますし、元々“家”に対するイメージはそれぞれにあるもの。。。
玄関ドア一つ取ってみてもそうですから、中々決めるのは大変でしょう。
でも、折角の“注文住宅”ですから。。。^^;
外壁は今は当然となった通気工法、防カビ・可撓性に優れたジョリパット650シリーズでエンシェントブリック仕上げです。
最初は綺麗(当たり前か…^^;)なのに、いくらもしないうちに、気付くとカビが生えたような家がありますが、皆さん気を付けましょうね。
安くしたのがアダとならないように。。。
私自身、ここは最低限の拘りがあって、防カビ性能が低いものは一切使わないんです。
多少コストはかかるのでしょうが、結果その分長持ち、住まい手の気持ちにも余裕があるのでそうしています。
塗り替えなんかで良くある話ですが、ここの質を落としてまで仕事を請け負う事はありません。
ちなみにジョリパットはいい素材なんですが、100シリーズは使った事がありません。(一般的には一番多い仕様)
防カビにはなっていますが、可撓性(かとうせい)がないからです。長持ちさせたいですからね。。。
1階にはトイレと手づくりの手洗いスペースがあります。
ここはご母堂さまと入念に?打ち合わせしました。。。^^;
というより、ご母堂様のイメージから追っかけて決めた感じですか。。。
それがコレです。 ↓
場所は階段下です。
元々はここにトイレと思っていましたが、南北にある寝室の中間点にトイレを配し、手洗いをここに。
このモザイクタイルはガラスと天然石を混ぜたものです。
本当はこのタイルは加工無し(切らないで使う)のものなのですが、階段下で頭の高さが気になりますし、シンクも指定だったりと諸条件がありましたので、許可を頂いてカットしました。
職人が労を厭わず頑張ってくれたので、一番いい幅と高さを確保して、使い勝手も最高のものとなりました。
当然下の巻き込み部分にもタイルを張っていて、小さなお子様(隠れたりします^^;)が手を切ったりしないよう配慮しています。
裏見てガッカリは嫌ですから。。。
実過去のシンクは洗面ボールではないんです。。。(笑)
SKというもので、大きいものだともっと深いんですが…。
それ、デパートの?トイレ、まぁ公共施設などにある、言ってみればモップを洗うような掃除用のモノ。(笑)
猫さんもいるし、汚れ物をザッパザッパ洗うには、既存の洗面台やボールでは賄えないんですね。。。
この辺もアイデアだと思いますし、一緒に家を創り上げる醍醐味、楽しさだと思います。
前フリもあって、ちょっと長くなってしまいました。
今日は息子がお世話になった方(「少年野球の監督さん)の結婚式があるため、そろそろ出なきゃなりません。 (m_ _m)
続きは次回という事にして下さい。
私、溜めて書いていないので、こんな感じのブログでも2時間ぐらいかかるんです。(笑)
筆が遅いんですかね。。。
では、近々に!!