2021/12/28
おはようございます!!って、読む人によってはこんにちは、もしくはこんばんはですか…。
今年のM-1は笑って泣きました。間違った?表現でも挨拶は気持ちイイものです。
コロナ発生よりそろそろ丸2年になりますが、変異によるウィルスの弱化は期待するものの、未だ景気の先行きは見えず、建築などで続く資材不足には困ったものです。
給湯器なんか3か月以上先を見込んで発注。こんな事あります???
商社の友人には、普段いい給料貰ってんだからシッカリせい!!と発破をかけています。(笑)
景気云々の話、特に年の瀬カウントダウンになると不可思議な話が増えてきます。
特に不景気で注意しなきゃならないのは詐欺商法。日本人は仕舞い仕舞いやゲン担ぎなどを大事にしますから、年の瀬の気忙しさを利用して変な輩がやってきます。
『お宅の屋根、$%&が浮いてますよ?もう外れてるかも…』 『ただ出直してあげます』 『近くで工事してまして。。。』
こんな奴(敢えて言いますが)年がら年中湧いてきますが、絶対に屋根に上らせてはいけません。
ここでは一々書きませんが、こんな話をされて弊社に心配だから確認してほしいって依頼の電話は年間数え切らないほど来ます。
その度に確認に行くのですが、直近で不具合が見つかったのは2年前の台風シーズンのたった1回だけ。
先日ご連絡頂いた方の話だと、その訪問者は電柱に上って見つけたって言ったそうです。もう何でもアリですね。(笑)
実際屋根に上って“壊す”人がいます(今年1件ありました)ので、丁重に断るようにしてください。心配ならお近くの工務店にどうぞ。
実は先月末、こんな電話がありました。要約すると、、、
・横浜市の事業者名簿見た ・耐震改修を考えている ・大体の予算が知りたい ・現状は今から教える(この電話で) ・工期はどれくらい? ・耐震方法はどうすれば? etc
これ、全く知らない業者からです。(笑)
要は自分の客に耐震改修を検討されている方がいて、仕事は五十嵐に頼まず自分でやるけど分からない事があるので教えてほしいと。。。
図面も資料さえもないのに答えられないと一応言いましたが、だからさっきも言ったように今から説明すると(笑)
見知らぬ人に物事の道理を滾々と説く気もないので、そんな無責任な事は言えませんと断って、ところであなた様は何方様ですか?と言いますと、繰り返し社名とご尊名を仰って名簿見たの1点張り(笑)
キャリア浅い人かもしれませんが、この会社、旧財閥の名前が2つもついた会社さんでしたよ。。。 上司は知ってるってのもびっくり。
ここまでなら売れないコメディアンの三流コントで笑ってられますが、この話の怖さは別の所にあります。
【何のノウハウもない会社】の【何の知識や技術もない人間】が【耐震改修なんて建物の根幹部分を弄った】挙句に【お金を取る】んです。
そりゃ下請けぐらいいるでしょうが、その下請けとやらの【やり方と言い値】で事は進んでいきます。耐震改修というのは職人たちの経験技術は勿論ですが、監理者の知識と技術も必要です。
適正な設計計画で、且つ正確な施工と堅実な監理体制が必須なのです。
家が100軒あったら100通りの現場があって、更に人それぞれの住まい方がある以上、それらに対応する能力が必要なんです。
人によっては新築の方が簡単だと言い切る人がいますし、出来ない人が出来る風を装って請け負えば、結果として態々お金を払って建物の性能を落とす事にもなりかねない訳です。
以前、水廻りしか請け負っていないリフォーム会社が耐震改修の依頼を受けてしまう事の危険をお話しましたが、不景気を理由に受けてしまう会社があるという事は覚えておいてください。
最近では水廻り専門、塗装専門、外構工事専門のリフォーム会社さんでも【自社施工】【一括管理】を謳う業者さんが多くなりました。
それは、施工の正確さと管理体制の充実さによって品質が保たれると知っているからです。
まとめますと、、、
・訪問業者の話は聞かない(TVドアホン活用)
・餅は餅屋
・安心の根拠は適正な価格・施工・監理(管理)
です。
※一般的に管理とは現場の取り仕切りをいって工事の円滑な進捗を図る意味合いですが、監理とはそれらを監督することです。例えれば、有資格者等によるものは監理です。
それではみなさん良いお年を!!
弊社の年末年始休業期間は、【12月29日から1月5日】となっています。緊急の場合はお問合せメールを(メール確認します)
余談ですが…、
今使用のシステムキッチンを再利用したいのですがそれは可能ですか?って誰でも知ってる大手HMの担当者からもお問い合わせ頂いたことがあります。
その会社の上司って何の仕事してるんですかね…(笑)